2010年06月03日

「マニュアルは机上の空論」 大阪府立大の向本准教授 口蹄疫(産経新聞)

 家畜の伝染病・口蹄(こうてい)疫問題で、大阪府立大の向本雅郁准教授(獣医学)は28日、産経新聞の取材に、平成16年に農林水産省が作成した口蹄疫マニュアル(防疫指針)は「机上の空論だった」として改訂すべきだと提言した。府立大は近畿地方で唯一獣医学科を持ち、この地域で口蹄疫が発生した場合、主力研究機関となる。主な一問一答は次の通り。

 −−感染をどうみているか

 「口蹄疫はこういうものだと予想されたこと。家畜の病気では、死亡率は低いので軽いというイメージがあるが、伝播(でんぱ)力が非常に強く、恐ろしい病気だ」

 −−なぜこれだけ広がったと思うか

 「口蹄疫は牛の病気だと思いがちだが、豚に感染したのが大きかった。豚は牛よりも100倍から2千倍のウイルスを体内につくり放出する。豚の感染力が高いというのは、教科書レベルで書いてある基本的なことだ」

 −−防疫体制をしっかりしていても防げなかった

 「ウイルスの媒体が、ハエやアブなどの昆虫となると、牛舎の構造上の問題がある。鳥インフルの場合は、防虫ネットを張っていたが、牛舎を完全に封鎖するのは現実的ではなかったのだろう」

 −−空気感染の可能性は

 「空気感染だったらもっと一気に、同心円状に広がる。今回は、割と順番に南下している。媒体の可能性としては、野生動物か昆虫が大きいのでは」

 −−このウイルスの特徴は

 「伝播力がインフルエンザよりも強く、ノロウイルスに近い。長時間滞留し、消毒に強いこと」

 −−本当に人に感染しないのか

 「だいぶ昔に牛を世話をしている人がかかったという説はあるが、現在、人に感染するという科学的な根拠はまったくない。うつらないので、食べても問題はないということになる」

 −−治らないのか

 「ほうっておけば治る。抗生物質はきかないので、栄養物質を与えるなどすれば1、2週間で治る。ただ、肉質は回復しないので、商品価値はなくなる」

 −−特効薬はないのか

 「ない。そういう薬ができたとしても、元を絶たない限りには、ほかに被害が及ぶ。治療薬ができても、防疫上意味がない」

 −−防疫マニュアルをどうみているか

 「机上の空論だった。マニュアル自体が、体験からつくられたものではない。マニュアルで対応できなかったのが、感染が拡大した原因の一つ」

 −−具体的な改善点は

 「マニュアル上、口蹄疫ウイルスの判定は動物衛生研究所(茨城県つくば市)でしかできないことになっている。それでは遅い。診断は迅速にすべきで、都道府県レベルの家畜保健衛生所に判定権限を下ろすべきだ」

 −−ほかには

 「早く殺処分して埋却ということになるが、今回の大規模な処分はマニュアル上も想定されず、埋却地が足らないという問題が起きた。感染しているのに、殺される順番待ちをしている状態を改善しなくてはいけない。マニュアルは当然書き直されるべきだと思う」

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2010年05月21日

<哨戒艦沈没>緊密連携を確認 日韓首脳電話協議(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相は19日、韓国の李明博大統領と電話で協議し、北朝鮮が関与した疑いが強まっている韓国の哨戒艦沈没事件について、李大統領から調査状況の説明を受けた。鳩山首相は犠牲者とその家族に対する哀悼の意を表明したうえで、「(韓国を)しっかりと支持していきたい」と伝えた。両首脳は今後の対応について日韓、日米韓で緊密に連携することを確認した。調査結果は20日に発表される予定。【吉永康朗】

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2010年04月29日

就学前の交流奨励 小1プロブレムで都教委(産経新聞)

 小学校1年生が学校生活になじめず授業中に騒いだり、担任教員の指示に従わないなどの、いわゆる「小1プロブレム」で、都教委は全国に先駆けて問題解決に向けた就学前教育プログラムを作成し、都内の幼稚園や保育所、小学校などに配布した。

 これは「『10年後の東京』への実行プログラム2010」での指針に基づいたもの。例えば、園児が保護者とともに小学校の運動会に参加したり、小学生と給食を一緒に食べるなどの交流の場を設けることで、園児が入学前に学校生活に慣れる機会をつくることを奨励している。

 このほか、園児の保護者に対しては、小学校での学習や生活などで不安に思うことについて記入させた上で、小学1年生の保護者や教員とのグループ懇談会を開くことなどを提言している。

 都教委は「幼稚園や保育所と保護者、小学校の3者が連携することで、小学校に入学した子供の心理的ギャップを軽減させ、滑らかに学校生活になじませることが狙い」としている。

 都教委の昨夏の調査によると、都内の小学校の約24%で小1プロブレムが発生しており、その対応が急務となっていた。

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posted by ナカモリ シゲミ at 09:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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